2008年06月27日
東京グルメ案内169 「富士そば」
大学の学食で"470円定食"を注文し、レジに行った時のこと。
「470円です」
というお姉さんの掛け声に応え、颯爽と1000円札を取り出そうとしたところ…。
「1000円札がないおぽ。」
ポッケには300円しかない。
泣く泣く「ごめんなさい」と平謝りで、定食を元に戻したとさ。
最近はそんな懐事情である。
家のコーヒーは「ドリップ」から「インスタント」に、酒は「一番搾り」から「ジョッキ生」に、という具合。
もう長いこと「寿司」「フレンチ」などは食べていないだろう。
貧困の気持ちは、なってみないとわからないのである。
さてそんな貧困でも相応に受け入れてくれる施設があるところは、東京砂漠の捨てがたい魅力である。
富士そばはその代表格。
ポッケに300円でも、もりそばが楽しめる。
500円あればトッピングすら選べるのだ。
そんな富士そばで感動したこと。
トッピングで揚げ物を注文した時、おばさんが「ちょっと待ってね」とガサゴソ何かをやっている。
何かと思えば「なるべく柔らかいのを探すからね。ちょっと待って…」
なのだそうだ。
確かに「富士そば」のトッピングは、あり得ないほどしおれて硬い。
しかしその気遣いに涙が出そうになってしまった。
どんな高級レストランでも、高級ホテルでも、このサービスができるだろうか。
富士そばで真のサービスの神髄に触れたのであった。
aomegane1 at 00:58
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